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このコラムのポイント
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AGA治療薬は肝臓に負担をかける可能性があるため、定期的な診察・検査が必要です。
肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、肝機能障害は自覚症状が出にくいため早期発見と迅速な対応が重要です。
肝機能の副作用リスクを抑えるには、生活習慣の見直しも重要です。体調に変化があった際には自己判断せず、速やかに医師に相談することをおすすめします。
CONTENTS
AGA治療薬は肝臓(肝機能)に影響が出るって本当?

AGAにはさまざまな治療法がありますが、AGA治療薬による治療が一般的です。しかし、AGA治療薬を検討中の方のなかには肝機能の数値があまり良くなかったり、肝臓の病気を患ったりしていることで副作用が心配な方も多いのではないでしょうか。
AGA治療薬に限らず、薬の成分は肝臓で代謝されるため肝機能への影響が懸念されることがあります。実際に、AGA治療薬であるフィナステリドやデュタステリドの添付文書には、副作用として「頻度不明であるが肝機能障害がある」と記載されています。
そのため、クリニックではAGA治療を始める前に血液検査を行って肝臓の数値をチェックし、AGA治療薬を処方しても問題ないか確認する必要があるのです。この記事では、AGA治療薬が肝臓に及ぼす影響や肝機能障害の症状、対処法や副作用などについて詳しく解説します。
そもそも肝臓の働きとは

肝臓は右脇腹あたりに位置する最も大きな臓器であり、人体にとって非常に重要な役割を果たしています。ここでは、肝臓が具体的にどのような働きをしているのか、また肝臓が「沈黙の臓器」と呼ばれる理由などについて解説しますので、それぞれ確認していきましょう。
栄養分を「代謝・貯蔵」して体に必要な物質を作り出す
肝臓は、食事から摂取した糖質、脂質、タンパク質などの栄養素を代謝し、エネルギーや体に必要な物質に変換します。肝臓で代謝されたタンパク質や炭水化物などのエネルギーは、人間が生きていくために欠かせないものです。このような働きから、肝臓は「生体の化学工場」とも呼ばれており、肝臓には約2,000種類もの酵素が存在するといわれています。
また、肝臓には栄養を代謝するだけでなく、体内でいつでも使えるように貯蔵しておく働きもあります。例えば、余分な糖質はグリコーゲンとして肝臓や筋肉中に貯蔵され、必要に応じてエネルギー源として利用されます。このように、肝臓には体内の栄養バランスを維持する重要な役割があるのです。
有害物質を「分解・解毒」する
肝臓には、体内に取り込まれたアルコールや有害物質などを分解・解毒し、排泄する働きがあります。例えば、アルコールは肝臓でアセトアルデヒドという物質に変換され、さらに酢酸へと分解されて無害化されます。また、タンパク質の代謝で生じるアンモニアも尿素に変換され、尿として排泄されるのです。
なお、薬の成分も肝臓で代謝されてから排泄されていきます。肝臓は体内の有害物質を処理し、生命活動を維持するうえで欠かせない臓器なのです。
胆汁を「生成・分泌」する
胆汁とは、脂肪の消化と吸収をしやすくするために生成される液体です。食事をとると、胆のうから胆汁が分泌されて脂肪の乳化を促進し、消化吸収をサポートします。
また、肝臓には生命を維持するための重要な機能がいくつも備わっているため、もし肝臓がダメージを受けても機能するように予備能が備わっています。そのため、もし肝臓の大部分を切除することになってしまったとしても、生命活動が維持できるような設計になっているのです。
肝臓が「沈黙の臓器」と呼ばれる理由
肝臓は「生体の化学工場」と呼ばれることにくわえて「沈黙の臓器」と呼ばれることがあります。これは、肝臓に痛みを感じる神経がなく、機能の一部が損なわれても残りの部分で補うため、症状が現れにくいからです。つまり、自覚症状が現れたときには疾患がかなり進行している場合があります。
肝機能に異常があったとしても、本人が気づくのは難しいケースが多いため、定期的に検査を行って早期発見することが重要です。
肝機能障害になるとどうなるの?
肝機能障害とは、肝臓の働きが低下し、体内のさまざまな機能に影響を及ぼす状態です。肝臓は、栄養素の代謝や有害物質の解毒、胆汁の生成など、生命維持に欠かせない役割を担っています。そのため、肝機能障害が発生すると全身にさまざまな症状が現れる可能性があります。
肝機能障害の初期段階は自覚症状が乏しいことが多く、血液検査などで肝機能の異常値を指摘されて初めて気づくケースもあります。肝酵素や胆道系酵素の数値に異常が見られた場合は、数値が高いほど肝機能の問題が大きいです。倦怠感、食欲不振、吐き気、黄疸、復水がたまるなどの症状が現れた場合は、肝機能障害の可能性があるため注意してください。
さらに、肝臓の解毒機能が低下すると、アンモニアなどの有害物質が体内に蓄積し、症状が悪化した場合は意識障害や昏睡状態を引き起こすリスクもあります。また、慢性的な肝機能障害が続くと、肝硬変や肝臓がんへと進行する可能性があるため、早期発見が重要です。
肝機能障害の原因は多岐にわたり、ウイルス性肝炎、薬やアルコールの過剰摂取、脂肪肝などがあげられます。先述のとおり、肝臓は沈黙の臓器と呼ばれており症状が発生した時には病気がかなり進行しているおそれがあるため、肝機能障害が疑われる場合はすぐに医療機関を受診することが大切です。
AGA治療薬と肝機能障害の発生確率
薬の成分は肝臓で代謝されるため、服用を続けると肝臓に負担がかかってしまう場合があります。ここでは、AGA治療薬による副作用で肝機能障害が発生する確率や、肝機能障害のリスクが高まるケースなどについて解説しますので参考にしてみてください。
肝臓が「沈黙の臓器」と呼ばれる理由
AGA治療薬を服用すると、その成分は肝臓で代謝されます。AGA治療薬は基本的に毎日飲み続ける必要があるため、肝臓にも継続的に負担がかかってしまうのです。肝機能が低下すると薬の代謝や排泄がスムーズにできなくなり、必要以上に薬の成分が体内に残ってしまう可能性があります。その結果、薬の効果が過剰に出てしまったり、予期せぬ副作用が発生したりすることにつながる場合があるのです。
なお、AGA治療を受ける前には必ず血液検査を行い、肝臓の数値に問題がないか確認します。しかし、AGA治療薬の服用を続けることによって肝機能障害が発生する可能性があるため、定期的な健康診断が重要です。
プロペシア錠(フィナステリド)

フィナステリドは、AGAの主な原因である5α-還元酵素を阻害することで、DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制し、AGAの進行を防ぐことを目的とした成分です。しかし、この効果はホルモンバランスに影響があり、肝臓にストレスを与えてしまうことがあります。また、肝臓の脂肪代謝にも影響が出た場合、肝機能障害の原因のひとつである脂肪肝につながるリスクもあるのです。
ただし、フィナステリドの副作用で肝機能障害が発生する確率は比較的高いわけではありません。明確な発生率は不明ですが、使用成績調査の結果によると副作用が認められたのは943例中2例(約0.2%)と報告されています。フィナステリドの服用によって肝機能障害が発生する可能性を無視することはできないため、定期的な検査が重要といえるでしょう。
ザガーロカプセル(デュタステリド)

ザガーロカプセルは、デュタステリドを有効成分としているAGA治療薬です。デュタステリドもフィナステリド同様、5α-還元酵素を阻害することでDHTの生成を抑制するために使用します。ただし、ザガーロカプセルはプロペシア錠よりも効果の持続時間が長い傾向にあるため、副作用の発生率も少し上がる可能性があります。
なお、肝機能障害や黄疸の副作用が報告されていますが、発生頻度は不明です。重度の肝機能障害がある患者様は、デュタステリドによって血中濃度が上昇するおそれなどがあるため、使用は禁忌とされています。
ミノキシジル

ミノキシジルは血管拡張作用が認められており、頭皮の血流を改善することで発毛を促進するために使用される薬剤です。元々は高血圧の方に処方する降圧剤として開発されましたが、副作用として多毛が確認されたため、現在は代表的なAGA治療薬として活用されています。
また、ミノキシジルには頭皮に直接塗布する外用薬のほか、内服薬もあります。ミノキシジル内服薬の場合は、成分が肝臓で代謝されるため肝臓に負担かかり、肝機能障害が発生するリスクもあるため注意が必要です。ミノキシジル内服薬によるAGA治療を希望する場合は、必ずクリニックで検査を受けてから処方してもらうようにしましょう。
※ミノキシジル内服薬は国内未承認であり、医師の判断のもと自由診療で提供しています。また、入手経路・副作用などの詳細は医師が個別にご説明いたします。
肝機能障害のリスクが高まるケース
患者様の健康状態によっては、AGA治療薬による肝機能障害のリスクが高まる可能性があります。まず、既に肝臓に何らかの疾患を抱えている方は注意が必要です。例えば、肝炎・肝硬変・脂肪肝などの診断を受けている場合、AGA治療薬の服用によって症状が悪化するおそれがあります。
また、アルコールを摂取する頻度が高い方も注意が必要です。アルコールは肝臓に負担をかけるため、AGA治療薬との併用により肝機能への影響が大きくなる可能性があります。服用期間中はできる限り飲酒を控えるか、飲酒の頻度を見直す必要があるでしょう。
さらに、他の薬剤を継続的に使用している方もリスクがあります。特に、長期間にわたって複数の薬を服用している場合は、肝機能への負担が懸念されます。AGA治療薬を使用する際は、現在服用しているすべての薬について医師に報告し、飲み合わせによる問題がないか確認することが重要です。
なお、高齢の方や体力が低下している方も肝機能が低下しやすくなっています。事前に肝機能の数値を確認し、AGA治療薬の服用に関しては医師の指示に従うようにしてください。
肝機能検査でチェックしたい項目

AGA治療薬の副作用で肝機能障害が発生するリスクを抑えるためには、定期的な肝機能検査が重要です。特に、以下の項目をチェックすることで肝臓の状態を確認することができます。
検査項目 | 基準値 |
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AST(GOT) | 10-40 IU/L |
ALT(GPT) | 5-45 IU/L |
γ-GTP | 男性: 80 IU/L以下・女性: 30 IU/L以下 |
これらの数値に異常が見られた場合は医師に相談し、必要に応じて治療の中止や変更を検討する必要があるといえるでしょう。
肝機能障害の初期症状
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるほど、自覚症状が現れにくい臓器です。自覚症状が現れたときには、既に症状がかなり進行しているおそれがあります。肝機能障害が疑われる場合、以下のような初期症状が発生する可能性があるため注意してください。
・倦怠感や疲労感:特に理由もなく疲れやすくなったり、だるさを感じたりすることがあります。
・食欲不振:食欲が減退し、体重が減少することがあります。
・吐き気や嘔吐:消化不良や胃の不快感を伴うことがあります。
・黄疸:皮膚や白目が黄色くなることがあります。
・皮膚のかゆみ:原因不明のかゆみが全身に広がることがあります。
これらの症状は他の疾患でも見られる場合があるため、肝機能障害とは気づきにくいことがあります。肝機能障害を長期間放置したことにより症状が悪化した場合、肝硬変・肝不全・慢性肝炎・肝臓がんなどの重大な疾患にもつながる可能性があるため注意が必要です。
早期発見が非常に重要となりますので、肝機能障害が疑われる症状が出た場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
AGA治療薬で肝機能障害が疑われたときの対処法
AGA治療薬の副作用によって肝機能障害が疑われる場合、投薬を続けることが難しくなる可能性があります。ここでは、肝機能障害の可能性がある場合の対処法についてご紹介しますので、しっかり把握しておきましょう。
まずは医師に相談すること
AGA治療薬で肝機能障害の疑いがある場合、まずは医師に相談しましょう。AGA治療薬は肝臓で代謝されるため、肝機能障害を引き起こす可能性があるとされています。特に、肝臓の疾患を患っている方や別の薬を服用中の方は、AGA治療薬を服用しても問題ないか医師への確認が不可欠です。
もし、AGA治療薬の服用中に倦怠感や黄疸、食欲不振や吐き気などの異常を感じた場合、自己判断せず速やかに医療機関を受診してください。肝機能障害を自分で気づくことが難しいケースが多いため、早期発見につながるよう少しでも異変を感じたら検査を受けることが大切です。
アルコールの摂取を控える
アルコールは肝臓で分解されて無毒な成分に変換されるため、過剰な飲酒は肝臓に大きな負担をかけます。AGA治療薬も肝臓で代謝されるため、治療中に飲酒を続けることで肝機能へのダメージが蓄積し、薬の副作用が発生するリスクを高める可能性があるのです。
日常的に飲酒する方は、AGAの治療期間中だけでもアルコール摂取を控えるか、飲酒量を減らすことが望ましいです。AGA治療の効果を高めるだけでなく、肝機能を守るためにも生活習慣の見直しが必要といえます。なお、肝機能障害を避けるために、栄養バランスのとれた食生活を心がけることも大切です。
適度な運動を取り入れる
適度な運動は、血流や新陳代謝の促進により肝臓の機能維持に効果的とされています。運動によって内臓脂肪が減少すれば、脂肪肝のリスクも軽減され、薬物の代謝がよりスムーズに行われるようになります。
いきなりハードな運動を始めるのは難しいかもしれませんが、ウォーキングや軽い筋トレなど、無理なく継続できる運動を取り入れてみてください。なお、適度な運動はストレスの軽減につながり、自律神経の安定や睡眠の質向上といった効果も期待することができます。そのため、肝機能だけでなく、AGA改善に対して総合的に良い影響を与える可能性があるでしょう。
肝臓・肝機能への副作用リスクを減らすポイント

AGA治療薬を服装すると肝臓で代謝されるため、少なからず肝臓に負担がかかります。また、長期的に毎日服用していると、肝臓への負担が大きくなり副作用が発生する可能性も高くなるでしょう。そのため、肝機能への影響を最小限に抑えるための対策が重要です。ここでは、肝臓への副作用リスクを低減するためのポイントをまとめましたので、参考にしてみてください。
AGA治療専門クリニックで治療を受ける
AGA治療薬は肝臓で代謝されるため、肝機能への影響が懸念されます。また、肝機能障害は基本的に自覚症状がないため、体調に変化がなくとも実際は肝機能が低下している可能性があります。そのため、自己判断でAGA治療薬の服用を続けてしまうと、肝臓の状態が悪化して重大な疾患につながるリスクがあるのです。
AGA治療専門のクリニックでは、血液検査などによって患者様の健康状態を総合的に評価し、投薬治療を行っても問題ないか確認したうえで適切な治療法を提案します。特に、肝機能に不安がある場合や他の薬剤を併用している場合は、AGA治療専門の医師のもとで治療を進めることが望ましいといえるでしょう。
肝臓や肝機能に不安がある場合は必ず医師に伝える
過去に肝疾患の経験がある方や肝機能に不安がある方は、AGA治療の開始前に必ず医師にその旨を伝えましょう。フィナステリドやデュタステリドなどのAGA治療薬は肝臓で代謝されるため、既存の肝疾患が悪化する可能性があります。AGAクリニックを受診する前に、以下の項目をまとめておくとスムーズに相談することが可能です。
①現在服用している薬剤やサプリメントの種類
②肝硬変・脂肪肝などの既往歴
③飲酒・喫煙・食生活などの生活習慣
④体調の変化があった場合は具体的な症状の内容・発生時期
肝機能に不安がある場合は、内服薬から外用薬に切り替えたり、他の治療法を検討したりすることも必要になります。自己判断せず、信頼できる医師に相談したうえで判断するようにしましょう。
定期的に血液検査を受ける
AGA治療では、定期的な血液検査を受けて肝機能の状態を確認することが重要です。治療開始前に肝臓の数値が問題なかったとしても、投薬治療を継続していくうちに肝機能が低下するおそれがあるため、定期的な血液検査が必要になります。
なお、当院では治療開始時にくわえ、半年に一度の血液検査が必須です。肝臓の状態を十分に把握できない場合、医療機関として内服薬の処方を継続することが難しくなるため、半年に一度の血液検査のご協力をお願いしています。
もし異常が見つかった場合は、医師と相談のうえで治療方針の見直しや薬剤の変更を検討する必要があるため、血液検査は非常に重要といえるでしょう。
生活習慣を見直す
肝機能を維持するためには、健康的な生活習慣が欠かせません。栄養バランスの取れた食事や良質な睡眠がとれるよう心がけ、過度な飲酒や喫煙も控えましょう。これらの習慣は肝臓の負担を軽減し、AGA治療の効果を高めることにもつながります。
また、ストレスによるホルモンバランスの乱れもAGAや肝機能障害に影響するおそれがあります。適度な運動や友人とのコミュニケーションなども大切にし、ストレスをうまく発散できる環境を整えることが大切です。
セルフケアを取り入れる
できる限り肝臓への負担を抑えながらAGA治療を継続するために、日常生活でセルフケアも取り入れましょう。例えば、定期的に頭皮マッサージを行うことで頭皮の血流を促進し、髪の毛に栄養が行き渡りやすい環境を整えることが大切です。
また、入浴時の温度が高すぎると頭皮の乾燥につながるおそれがあるため、適度な温度設定にすることをおすすめします。洗髪の際も、頭皮を傷つけないよう指先で優しく洗い、低刺激かつ保湿力のあるシャンプーを選ぶことがポイントです。
さらに、洗髪後に髪の毛を濡れたまま放置しておくと、雑菌が繁殖して頭皮環境の悪化を招くおそれがあります。洗髪後は必ずドライヤーを使用し、熱風を長時間当てないように注意しながら乾かしましょう。
肝臓に優しい生活を意識する
できる限り肝臓への負担を抑えながらAGA治療を継続するために、日常生活でセルフケアも取り入れましょう。例えば、定期的に頭皮マッサージを行うことで頭皮の血流を促進し、髪の毛に栄養が行き渡りやすい環境を整えることが大切です。
また、入浴時の温度が高すぎると頭皮の乾燥につながるおそれがあるため、適度な温度設定にすることをおすすめします。洗髪の際も、頭皮を傷つけないよう指先で優しく洗い、低刺激かつ保湿力のあるシャンプーを選ぶことがポイントです。
さらに、洗髪後に髪の毛を濡れたまま放置しておくと、雑菌が繁殖して頭皮環境の悪化を招くおそれがあります。洗髪後は必ずドライヤーを使用し、熱風を長時間当てないように注意しながら乾かしましょう。
・就寝直前に食事をとったりスマートフォンを触ったりしない
・十分な睡眠時間を確保できるように生活リズムを整える
・過度な飲酒は控える
これらの習慣は肝機能だけでなく、健康に生活するための基本的な内容となっておりますので、意識して生活してみてください。
不安な場合は早期に受診する
AGA治療中に体調の変化や不安を感じた場合は、速やかに医師に相談してください。特に、倦怠感、食欲不振、黄疸などの症状が現れた場合は、肝機能障害の可能性があります。早期の対応が重大な副作用の防止につながるため、しっかり理解しておきましょう。
DクリニックのAGA治療の特徴
DクリニックはAGA治療の専門クリニックです。当院のAGA治療の9つの特徴についてお伝えします。
25年以上の歴史と320万人以上の治療実績
当院は開院から20年以上の歴史があり、延べ320万人のAGA患者様の治療を行ってまいりました。薄毛治療があまり普及していなかった時期から診療を開始し、薄毛治療のパイオニアとして常に業界の最前線を走ってきたのです。
治療実績が豊富ということは、多くの患者様に選ばれてきたということです。また、新しく治療を受ける患者様にとっては、自分と似た症例を元に治療を受けられるため、より効率的なAGA治療が期待できます。
歴史を積み重ねてきただけでなく、常に最新の技術を取り入れながら、患者様にとって最善の治療をご提供できるのは当院の強みの一つです。
治療データベースを活用した高品質の治療
当院では、独自の治療データベース「頭髪未来予想システムSAGAS(サガス)」を用いた治療を行っております。これまで治療を受けられた患者様の症例やAGA・薄毛に関する研究結果などが蓄積されており、患者様の頭髪の状態・生活習慣・血液検査の結果・服用中の薬などとの相互作用を総合的に判断することが可能です。その結果、お一人おひとりに適したオリジナルの治療をご提供することができています。
AGA治療に精通する医師が10名以上在籍

当院には10年以上AGA治療に携わる医師が多数在籍しております。知見を備えた経験豊富な医師が集まることで、深い専門知識が集結しているのです。AGA治療の実績を積んだ医師が診察を行い、患者様の頭髪の状態やライフスタイルを考慮した上で最適な治療をご提案いたします。
医師が月に一度診察を行い治療の進捗を確認
当院では毎月1回医師の診察をお受けいただいております。AGAクリニックの中には数ヶ月分のお薬を一度に処方するところもありますが、当院では治療効果を確認しながらその都度適した治療をご提供するために、定期的な診察を受けていただくのです。
AGA治療薬の種類や濃度などを必要なタイミングで適切に調整することで、より効果的な治療を行うことができます。薬を処方すれば終わりではなく、医師と患者様が二人三脚で治療を行えるのは当院の魅力といえるでしょう。
院内製剤のオリジナル治療薬で一人ひとりに合わせた治療が可能
当院には院内に調剤室があり、お一人おひとりに合わせた濃度のAGA治療薬を処方しております。一般的なAGA治療薬は濃度が決まっていますが、お一人おひとり症状や体質は異なるため、全ての方に効果があるとは言い切れません。当院では患者様に合わせてお薬を調合しているため、より効果的な治療を行うことができるのです。院内製剤のオリジナル治療薬を処方できるのも当院ならではの特徴といえるでしょう。
料金プランは上限あり!予算に合わせた治療を続けられる
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高額治療ナシ
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都度払い
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無理な勧誘ナシ
当院の治療費用には上限があります。オプションをつけることでどんどん治療費が増えることはないため、安心して治療をお受けいただけます。ご予算に合わせた治療プランのご提案も可能です。
さらに、お支払い方法は現金またはクレジットカードとなり、都度払いをしていただきます。高額な医療ローンを組んでいただくことはないため「効果を感じられなかったのにローンだけが残ってしまった」ということもありません。都度払いにすることで、患者様には安心して治療をお受けいただいております。
維持療法への切り替えでコストを抑えることが可能
AGA治療は一般的に1年程度経つと効果が頭打ちとなります。そのため、ある程度効果が現れてからは積極的な発毛治療を行うよりも、現状維持をする方向に治療を切り替える方が多いです。AGAは治療をやめると再び抜け毛が増えてしまうため、発毛効果を実感できてからは維持するための治療が必要になります。当院では費用を抑えた維持療法をご用意しておりますので、発毛効果が見られた後も負担を抑えながら効果をキープすることが可能です。
安心の副作用サポート体制
AGA治療を希望される方の中には副作用を心配される方も多いです。当院では万が一副作用が起こったときにも安心してお過ごしいただけるよう、副作用サポート体制をご用意しております。
AGA治療薬の副作用でED(勃起不全)が起こった場合にはED治療薬を処方し、多毛に悩まれた場合には医療脱毛をお受けいただけます。AGA治療薬の副作用で起こりうる症状までサポートできるのは、当院でAGA治療を受ける大きなメリットといえるでしょう。
また、当院の営業時間中はいつでもお電話でご相談いただけますのでお気軽にご活用ください。
オンライン診療と対面診療をご用意
オンライン対面いいとこ取り活用法
- いつでも何度でも切り替えOK
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オンライン診療 安定したら切り替える
不安になったら切り替える
来院診療
当院では患者様のご希望に合わせてオンライン診療と対面診療の2つの診療方法をご用意しております。
・Dクリニックが近くにない
・通院しているのを見られたくない
・通院する時間がない
このような方にはオンライン診療がおすすめですので、お気軽にご相談ください。また、オンライン診療と対面診療はいつでも切り替えができるため、医師と直接話したい場合や頭皮をしっかりと見てほしい場合には対面診療にしていただくとよいでしょう。
患者様のご希望に合わせて診療方法を選んでいただけるのも当院の特徴です。
AGA治療はDクリニックまでご相談ください
AGA治療は皮膚科や美容皮膚科でも受けられますが、しっかりと効果を出したい方はAGAクリニックで受けるのがおすすめです。当院はAGA治療専門クリニックのパイオニアとして歴史と実績を積み重ねてきました。これまでの実績や症例、研究結果を元に、患者様のお悩みやご希望に合わせた治療プランのご提案をさせていただきますので、まずはお気軽に当院の無料カウンセリングまでご相談ください。
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AGA治療薬による肝臓・肝機能への負担が心配な方は医師への相談も検討してください
肝臓は薬やアルコールなどの物質を代謝し、生命活動に不可欠な働きをしている臓器です。しかし、肝臓には痛みを感じる神経がなく、肝機能が多少低下しても働くよう設計されているため、自覚症状が現れにくいという特徴があります。そのため、AGA治療薬を継続して服用するには、定期的に検査を実施して肝臓の状態を把握することが重要です。
当院は、半年に一度の血液検査で肝臓の数値を確認しながら治療方針をご提案しています。肝臓への副作用が心配な方には投薬治療以外のご提案も可能となっておりますので、AGA治療で不安な点がある場合はいつでもお問い合わせください。
公開日:2025年8月1日
最終更新日:2025年8月1日