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このコラムのポイント
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毛根は簡単には死滅しませんが、休眠状態に入っている場合があります。休眠状態の場合、毛母細胞自体は存在しているものの、髪の毛の成長が止まってしまうため注意が必要です。
毛根が休眠状態になる原因は、食生活の偏りや過度な飲酒、睡眠不足やストレスなどの生活習慣が大きく関わっています。
毛根の休眠状態を改善するには、生活習慣の見直しにくわえて毛髪再生医療などのAGA治療を受けることも選択肢のひとつです。
CONTENTS
毛根が死滅すると髪は生えてこない?

薄毛や抜け毛で悩んでいる方のなかには、毛根が死滅して二度と髪の毛が生えてこないのではないかと不安な方も多いのではないでしょうか。ここでは、そもそも毛根は簡単に死滅してしまうのか、毛根が死滅していないのに髪の毛が生えない理由は何なのかについて解説します。
そもそも毛根は簡単には死滅しない!
髪の毛は、大きく分けて外に見えている「毛幹」と、頭皮の内部に埋まっている「毛根」から成り立っています。毛根の最深部には「毛球」と呼ばれる部分があり、毛球には髪の毛を生み出す「毛母細胞」や、細胞の活動を指示する「毛乳頭」が存在します。そして、毛乳頭からの指示によって毛母細胞が活発に分裂を繰り返すことで、髪の毛が成長するという仕組みです。
そのため、毛根の死滅とは髪の毛を生み出す「毛母細胞が死滅すること」といえます。毛母細胞が完全に死滅していれば、再び髪の毛が生えてくることは難しい可能性があります。
しかし、よほどのことがない限り毛根は簡単には死滅しません。髪の毛が生えてこない理由は毛根が死滅していること以外にも考えられるため、専門のクリニックで適切な診察を受けることが大切です。
毛根死滅の原因は寿命や大怪我
毛根死滅につながる原因としては、頭部のやけど・外傷などの怪我があげられます。頭部に大きなダメージが加わると、毛根内にある毛母細胞まで破壊されてしまう場合があるため、その部分は毛根が死滅してしまう可能性があるのです。
また、毛根が寿命を迎えた場合は死滅する可能性もあります。個人差はありますが、通説では毛根が約40回にわたってヘアサイクルを行うと寿命を迎えるといわれているのです。しかし、正常なヘアサイクルの周期は約2~6年とされており、仮にヘアサイクルが4年だった場合は毛根が寿命を迎えるまでに160年かかる計算になります。そのため、これはあくまで通説であり、毛根の正確な寿命は判明していません。
ただし、AGAを発症すると髪の毛の成長期が短縮されるため、ヘアサイクルのスピードが早まってしまう場合があります。その結果、毛根が寿命を迎える可能性は考えられるため、AGAを発症した際はできる限り早く対処することが重要といえるでしょう。
毛根が休眠状態になると髪の毛は成長しない
毛根はそう簡単に死滅するものではありませんが、髪の毛が成長しないまま薄毛が進行するのはなぜなのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。これは毛根が死滅しているのではなく、休眠状態に陥っている可能性が考えられます。
髪の毛にはヘアサイクルというものがあり、本来は休止期を経て再び成長期へと移行します。しかし、AGAなどの原因によってヘアサイクルが乱れると、休止期が延長されてしまう場合があるのです。この状態が毛根の休眠状態と呼ばれています。
毛根が休眠状態になると、毛母細胞自体は存在しているものの、髪の毛の成長が止まってしまいます。このように、毛根の死滅と休眠では状況が全く異なることを理解しておきましょう。
まずは正常な抜け毛かをチェック
抜け毛が気になったとき、まずは正常な抜け毛かどうかチェックしましょう。正常な抜け毛は毛根部分がしっかりとした丸みを帯びており、マッチ棒のような形状をしています。また、抜けた髪の毛自体が太くてハリがあれば、正常な抜け毛の可能性が高いといえるでしょう。
さらに、毛根の部分が白っぽくなっていることがありますが、これは異常が起きているわけではありません。髪の毛が成長する際は、毛根からメラニン色素を取り込んで黒くなっていきます。自然な抜け毛の場合はメラニン色素が毛先に多く残り、毛根側は色素が少なくなっているため白っぽく見えるのです。
ただし、状態によっては正常な抜け毛かどうか判断が難しいケースもあるため、そのような場合はAGA専門の医師に相談することをおすすめします。
毛髪が生えるメカニズムとヘアサイクル

体毛は、紫外線や外的刺激、寒さなどから体を保護する役割などを担っています。そのなかでも、毛髪は頭皮を直射日光や物理的な衝撃から守るクッションのような機能を果たしていると考えられているのです。
また、毛髪は毛幹(地肌の外に出ている部分)・毛根(地肌の内側にある部分)・毛球(毛根の最深部)に分類されます。さらに、バルジ領域よりも上の部分を固定部、バルジ領域より下の部分は変動部と呼ばれています。髪の毛が伸びたり抜けたりするヘアサイクルは、この変動部が発現・萎縮を繰り返すことで成り立っているのです。そして、変動部の状態をコントロールしているのが固定部にあるバルジ領域といわれています。
バルジ領域には毛包細胞や色素幹細胞などが存在するとされており、複雑な機序によって髪の毛の成長に必要なさまざまな因子を供給しています。バルジ領域についてすべて解明されているわけではありませんが、毛髪の成長を促す司令部のような役割とイメージしておくと良いでしょう。
また、ヘアサイクルは以下の3つに分かれています。
・成長期(約2~6年):毛母細胞が活発に分裂・増殖し、髪の毛が成長する期間
・退行期(約2~3週間):毛母細胞の活動が停止し、細胞が徐々に減少する期間
・休止期(約3~4カ月):髪の毛の成長が完全に止まり、古い髪が抜けて新しい髪の準備をしている期間
このように、髪の毛は一定の周期で成長を繰り返しているのです。なお、通常は髪の毛全体のうち90%が成長期にあたり、5%以上が退行期、残りが休止期の状態といわれています。
毛根が休眠状態になる原因とは
毛根は大きな怪我などをしない限り簡単には死滅しませんが、休眠状態になることで髪の毛の成長が止まってしまう場合があります。ここでは、毛根が休眠状態になる主な原因を6つ紹介しますので、それぞれ確認していきましょう。
食生活の偏り
日常的に外食やコンビニに頼る生活を続けていると、毛髪の成長に不可欠な栄養素であるタンパク質や亜鉛、ビタミン類などが不足しがちになります。こうした栄養不足は毛母細胞の働きを低下させ、結果的に毛根が休眠状態に陥るリスクを高めてしまう可能性があるのです。
また「野菜をほとんど摂らない」「炭水化物だけで食事を済ませている」などの偏った食生活は、栄養不足にくわえて血流の悪化も引き起こしやすくなります。血行不良は毛根への酸素や栄養の供給を妨げ、毛母細胞の機能をさらに低下させるため、髪の毛の成長が止まりやすくなるのです。
健康な髪の毛の成長には、栄養バランスの取れた食事が不可欠です。十分な栄養補給ができていない場合は、毛根が休眠状態になっている可能性があるため注意してください。
過度な飲酒
少量の飲酒であれば血行を促進する作用があり、頭皮環境にとって一定のメリットがあるとされています。しかし、過度な飲酒は逆に髪の健康を損なうリスクが高まります。これは、体内でアルコールを分解する過程で「アセトアルデヒド」という有害物質が生成され、それを解毒するために体内の亜鉛やアミノ酸といった栄養素が大量に消費されてしまうためです。
髪の毛の主成分であるケラチンはアミノ酸から構成されており、その生成には亜鉛が欠かせません。これらの栄養素がアルコールの代謝に使われてしまうと、毛母細胞への栄養供給が不足し、髪の毛の成長が止まってしまうおそれがあります。
さらに、アルコールを大量に摂取すると肝臓への負担が増し、糖質や脂質の代謝も滞りやすくなります。その結果、体内の栄養バランスが崩れて毛根の休眠状態につながる可能性があるのです。毛根が休眠状態に陥ることを避けるためにも、節度ある飲酒を心がけましょう。
喫煙
タバコに含まれるニコチンには血管収縮作用があるため、頭皮の血流が悪くなることで毛母細胞に送られる栄養や酸素の供給が妨げられ、髪の毛の成長に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、AGAの発症はジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる脱毛ホルモンが主な原因とされていますが、喫煙者は非喫煙者と比べてDHTが多くなりやすい傾向にあるとされているのです。その結果、ヘアサイクルの乱れを引き起こし、毛根が休眠状態になる可能性があるといえるでしょう。
睡眠不足
髪の成長に欠かせない毛母細胞の活動には、良質な睡眠が重要な役割を果たしています。眠っている間は副交感神経が優位になることで成長ホルモンが分泌され、毛母細胞の働きに大きな影響を与えます。
しかし、睡眠時間が不足したり、就寝時間が日によってバラバラだったりすると、十分な量の成長ホルモンが分泌されなくなる可能性があるのです。これにより、毛母細胞の活動が低下し、毛根が休眠状態に陥る可能性が高くなってしまいます。
また、睡眠不足は自律神経のバランスを崩す要因にもなり、血行不良につながる場合があります。睡眠不足によって毛根への酸素や栄養の供給が滞ってしまうと、毛根が休眠状態になる可能性があるため注意しましょう。
ストレス
強いストレスを受けると交感神経が優位になり、血管が収縮して全身の血流が悪化する場合があります。これによって頭皮の血行も低下し、毛母細胞に十分な酸素や栄養が届きにくくなる可能性があるのです。その結果、毛母細胞の働きが低下し、休眠状態に陥るリスクが高まります。
また、ストレスは睡眠の質を下げる要因にもなり、髪の成長に必要な成長ホルモンの分泌にも悪影響を及ぼします。ストレスが慢性化すると、ホルモンバランスや自律神経の乱れが続き、ヘアサイクルの乱れや抜け毛の増加につながることもあるため注意が必要です。
AGA
AGA(男性型脱毛症)は、ヘアサイクルが乱れることで徐々に進行する脱毛症です。AGAの主な要因は、男性ホルモンの一種であるテストステロンが5αリダクターゼという酵素の働きによって生成されるジヒドロテストステロン(DHT)という物質です。
DHTは毛包に悪影響を及ぼし、通常は約2〜6年ある毛髪の成長期を極端に短縮させてしまう場合があります。その結果、毛髪が十分に育たないまま退行期や休止期へと移行し、毛包自体も縮小してしまうのです。
さらに、AGAが進行すると髪の毛の休止期が延長され、休眠状態に陥りやすい傾向があります。そのため、AGAを発症した場合は早期段階で対策を検討することが重要といえるでしょう。
毛根を復活につなげるための5つの方法

毛根はさまざまな原因によって休眠状態になる場合がありますが、休眠状態になってしまった毛根は二度と復活しないのか不安な方も多いのではないでしょうか。ここでは、休眠状態になった毛根の復活につながる可能性のある方法を5つご紹介します。
食事内容の見直し
健康な髪の毛の成長には、食生活の見直しが重要です。単にミネラルやビタミンを摂取するのではなく、栄養バランスのとれた食事を摂る必要があります。
例えば、納豆には植物性たんぱく質のほか、血流を改善するナットウキナーゼや男性ホルモンの働きを抑制するイソフラボンなど、髪の毛の成長をサポートする栄養素が含まれています。また、緑黄色野菜やナッツ類には、髪の主成分であるたんぱく質の合成をサポートするビタミン類やミネラルが豊富に含まれているため、意識して摂取したい食品です。
人間の身体は重要な臓器から順に栄養を届ける仕組みになっているため、頭皮や毛根への栄養供給はどうしても後回しになりがちです。そのため、毛根まで栄養を行き渡らせるには、日々の食事で十分な栄養を摂取できるよう心がける必要があります。
なお、栄養バランスの偏った食生活を続けていると、頭皮環境が悪化するだけでなく身体のさまざまな機能に悪影響を及ぼす可能性があります。食事内容を見直し、栄養バランスが偏っていないかチェックしましょう。
睡眠不足の解消
毛根を休眠状態から復活させるためには、睡眠不足の解消が重要です。ただし、長時間眠ることが必ずしも良質な睡眠につながるわけではありません。睡眠には深い眠りである「ノンレム睡眠」と浅い眠りである「レム睡眠」がありますが、成長ホルモンが多く分泌されるのはノンレム睡眠です。そのため、ノンレム睡眠の時間が長くなるよう、日頃から睡眠の質を上げることが大切といえます。
睡眠の質が下がる要因には、就寝前の習慣が大きく関わっています。コーヒーや緑茶など、カフェインを含む飲み物は覚醒作用があるため、就寝前に飲むのは控えたほうが良いでしょう。就寝前は、鎮静作用があるカモミールティーやラベンダーティーなどを飲むと、副交感神経が優位になって入眠しやすくなる場合があります。
また、スマートフォンやパソコンのブルーライトには覚醒作用があるため、就寝前の使用は避けてください。就寝の30分前くらいから室内をやや暗くし、目に強い光が入らないようにするなど、眠りやすい環境を整えることが大切です。
さらに、入浴習慣も睡眠の質に大きく関係します。多忙だとシャワーで済ませがちかもしれませんが、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かることで副交感神経が優位の状態になりやすいです。お風呂の温度が熱すぎると、交感神経が優位になり脳が覚醒してしまう場合があるため注意してください。
ストレス発散
ストレスが蓄積すると、交感神経が優位になることで血管が収縮しやすくなります。その結果、頭皮の血行が悪くなり、髪の毛に必要な酸素や栄養が届きにくくなることで薄毛や抜け毛の原因につながってしまうのです。
このような状況を防ぐには、上手にストレスを発散する方法を見つけることが大切です。例えば、毎日30分程度のウォーキングや軽いジョギングなどの運動は、気分転換になるだけでなく血流改善にも役立ちます。また、家族や友人とコミュニケーションをとって気持ちを整理したり、没頭できる趣味を持ったりすることもストレス発散につながる場合があるでしょう。
ストレスが髪の毛に悪影響を及ぼすことを知っている方は多いかもしれませんが、ストレスを完全に排除することはできません。そのため、自分に合った方法でストレスを上手に解消し、溜め込みすぎないよう対策することが重要です。
正しいヘアケア
健康な髪の毛の成長には、正しいヘアケアを行うことも重要です。ヘアケアを怠って頭皮環境が悪化すると、毛穴に皮脂や汚れが詰まって毛根に栄養が届きづらくなってしまう場合があります。その結果、抜け毛や毛根の休眠状態につながる可能性があるため注意が必要です。
シャンプーをする際は、手のひらでしっかりと泡立て、指の腹を使って丁寧に洗うのがポイントです。また、洗い残しがあると頭皮の炎症や乾燥につながるおそれがあるため、しっかりと洗い流してください。
さらに、頭皮の紫外線対策も重要です。頭皮が日焼けをしてしまうと、炎症によって毛根に悪影響を及ぼす可能性があります。紫外線が多い日は帽子や日傘を使い、毛根へのダメージをできる限り抑えるようにしましょう。
毛髪再生医療を受ける
毛根が休眠状態になった場合の対処法として、毛髪再生医療を受けるという選択肢もあります。毛髪再生医療とは、髪の毛に必要な成長因子を注入して発毛につなげることを目的とした治療法です。毛母細胞の活性を促すことで、休眠状態になった毛根が再度機能する可能性があります。
また、一般的な投薬治療と異なり、毛髪再生医療は薬剤を頭皮に注入する方法をとるため、より直接的なアプローチが可能となります。ただし、治療内容や費用などはクリニックによって異なるため、信頼できるクリニックを選ぶことが重要といえるでしょう。
Dクリニックの毛髪再生医療とは

Dクリニックでは、幹細胞培養上清液を使用した毛髪再生医療をご提供しています。毛根が休眠状態になってしまった方も、Dクリニックの毛髪再生医療を受けることで、ヘアサイクルに変化が見られる場合があります 。ここでは、治療の特徴について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
細胞の活性化を促す治療
Dクリニックの毛髪再生医療は、毛母細胞そのものを活性化させることで薄毛の改善を目指す治療法です。従来の投薬治療は脱毛の進行を抑えることが主な目的でしたが、毛髪再生医療は投薬治療とは異なるアプローチで薄毛や抜け毛の改善につながる可能性があります。
毛母細胞は毛根内部の毛包に存在し、毛乳頭からの成長因子や栄養を受け取りながら細胞分裂を繰り返すことで髪の毛が形成されていきます。しかし、ホルモンバランスの乱れや血行不良などによって毛母細胞の機能が低下してしまうと、薄毛や抜け毛の原因につながる場合があります。そのため、髪の毛の成長をサポートするには、毛母細胞を活性化させることが重要なのです。
Dクリニックでは、幹細胞培養上清液を用いた毛髪再生医療を行っています。この上清液には、毛母細胞の活性化を促すための複数の成長因子やタンパク質が豊富に含まれているため、ヘアサイクルの改善につながる可能性が期待できるでしょう。
投薬治療と併用することで効果が高まる可能性がある
Dクリニックの毛髪再生医療は、フィナステリドやデュタステリドといったAGA治療薬との併用もおすすめです。投薬治療によってAGAの進行を抑えつつ、毛髪再生医療によって毛母細胞を活性化させて発毛を促進できる可能性があります。
そのため、投薬治療だけではあまり効果を実感できなかった方も、毛髪再生医療と併用することで改善につながる可能性があります。ただし、投薬治療と毛髪再生医療を併用可能かどうかは患者様の状態によっても異なりますので、医師に相談することをおすすめします。
針なし注射を使用することで痛みを抑えられる
当院では、さまざまな成長因子が含まれた薬剤を、空気圧を利用して頭皮に浸透させる「針なし注射」を採用しています。通常の注射とは異なり、針を刺さずに薬剤を皮下に分散させるため、痛みを抑えられる点が特徴です。
また、皮膚を傷つけるおそれがないため、注射に伴う炎症や感染症などのリスクも抑えられます。これまで頭皮に注射を行うのが不安だった方も、当院の毛髪再生医療を検討してみてはいかがでしょうか。
※毛髪再生医療は、医師の判断のもと自由診療でご提供しています。また、効果には個人差があり、副作用などの詳細は医師が個別にご説明いたします。
DクリニックのAGA治療の特徴
DクリニックはAGA治療の専門クリニックです。当院のAGA治療の9つの特徴についてお伝えします。
25年以上の歴史と320万人以上の治療実績
当院は開院から20年以上の歴史があり、延べ320万人のAGA患者様の治療を行ってまいりました。薄毛治療があまり普及していなかった時期から診療を開始し、薄毛治療のパイオニアとして常に業界の最前線を走ってきたのです。
治療実績が豊富ということは、多くの患者様に選ばれてきたということです。また、新しく治療を受ける患者様にとっては、自分と似た症例を元に治療を受けられるため、より効率的なAGA治療が期待できます。
歴史を積み重ねてきただけでなく、常に最新の技術を取り入れながら、患者様にとって最善の治療をご提供できるのは当院の強みの一つです。
治療データベースを活用した高品質の治療
当院では、独自の治療データベース「頭髪未来予想システムSAGAS(サガス)」を用いた治療を行っております。これまで治療を受けられた患者様の症例やAGA・薄毛に関する研究結果などが蓄積されており、患者様の頭髪の状態・生活習慣・血液検査の結果・服用中の薬などとの相互作用を総合的に判断することが可能です。その結果、お一人おひとりに適したオリジナルの治療をご提供することができています。
AGA治療に精通する医師が10名以上在籍

当院には10年以上AGA治療に携わる医師が多数在籍しております。知見を備えた経験豊富な医師が集まることで、深い専門知識が集結しているのです。AGA治療の実績を積んだ医師が診察を行い、患者様の頭髪の状態やライフスタイルを考慮した上で最適な治療をご提案いたします。
医師が月に一度診察を行い治療の進捗を確認
当院では毎月1回医師の診察をお受けいただいております。AGAクリニックの中には数ヶ月分のお薬を一度に処方するところもありますが、当院では治療効果を確認しながらその都度適した治療をご提供するために、定期的な診察を受けていただくのです。
AGA治療薬の種類や濃度などを必要なタイミングで適切に調整することで、より効果的な治療を行うことができます。薬を処方すれば終わりではなく、医師と患者様が二人三脚で治療を行えるのは当院の魅力といえるでしょう。
院内製剤のオリジナル治療薬で一人ひとりに合わせた治療が可能
当院には院内に調剤室があり、お一人おひとりに合わせた濃度のAGA治療薬を処方しております。一般的なAGA治療薬は濃度が決まっていますが、お一人おひとり症状や体質は異なるため、全ての方に効果があるとは言い切れません。当院では患者様に合わせてお薬を調合しているため、より効果的な治療を行うことができるのです。院内製剤のオリジナル治療薬を処方できるのも当院ならではの特徴といえるでしょう。
料金プランは上限あり!予算に合わせた治療を続けられる
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高額治療ナシ
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都度払い
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無理な勧誘ナシ
当院の治療費用には上限があります。オプションをつけることでどんどん治療費が増えることはないため、安心して治療をお受けいただけます。ご予算に合わせた治療プランのご提案も可能です。
さらに、お支払い方法は現金またはクレジットカードとなり、都度払いをしていただきます。高額な医療ローンを組んでいただくことはないため「効果を感じられなかったのにローンだけが残ってしまった」ということもありません。都度払いにすることで、患者様には安心して治療をお受けいただいております。
維持療法への切り替えでコストを抑えることが可能
AGA治療は一般的に1年程度経つと効果が頭打ちとなります。そのため、ある程度効果が現れてからは積極的な発毛治療を行うよりも、現状維持をする方向に治療を切り替える方が多いです。AGAは治療をやめると再び抜け毛が増えてしまうため、発毛効果を実感できてからは維持するための治療が必要になります。当院では費用を抑えた維持療法をご用意しておりますので、発毛効果が見られた後も負担を抑えながら効果をキープすることが可能です。
安心の副作用サポート体制
AGA治療を希望される方の中には副作用を心配される方も多いです。当院では万が一副作用が起こったときにも安心してお過ごしいただけるよう、副作用サポート体制をご用意しております。
AGA治療薬の副作用でED(勃起不全)が起こった場合にはED治療薬を処方し、多毛に悩まれた場合には医療脱毛をお受けいただけます。AGA治療薬の副作用で起こりうる症状までサポートできるのは、当院でAGA治療を受ける大きなメリットといえるでしょう。
また、当院の営業時間中はいつでもお電話でご相談いただけますのでお気軽にご活用ください。
オンライン診療と対面診療をご用意
オンライン対面いいとこ取り活用法
- いつでも何度でも切り替えOK
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オンライン診療 安定したら切り替える
不安になったら切り替える
来院診療
当院では患者様のご希望に合わせてオンライン診療と対面診療の2つの診療方法をご用意しております。
・Dクリニックが近くにない
・通院しているのを見られたくない
・通院する時間がない
このような方にはオンライン診療がおすすめですので、お気軽にご相談ください。また、オンライン診療と対面診療はいつでも切り替えができるため、医師と直接話したい場合や頭皮をしっかりと見てほしい場合には対面診療にしていただくとよいでしょう。
患者様のご希望に合わせて診療方法を選んでいただけるのも当院の特徴です。
AGA治療はDクリニックまでご相談ください
AGA治療は皮膚科や美容皮膚科でも受けられますが、しっかりと効果を出したい方はAGAクリニックで受けるのがおすすめです。当院はAGA治療専門クリニックのパイオニアとして歴史と実績を積み重ねてきました。これまでの実績や症例、研究結果を元に、患者様のお悩みやご希望に合わせた治療プランのご提案をさせていただきますので、まずはお気軽に当院の無料カウンセリングまでご相談ください。
無料カウンセリングのご予約は
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抜け毛や薄毛に悩んだらDクリニックまでご相談ください
薄毛や抜け毛が進行すると、毛根が死滅したのではないかと不安になるかもしれません。しかし、毛根はそう簡単に死滅するものではなく、休眠状態に入っている可能性があります。毛根は栄養バランスの偏った食生活やストレスなどによって休眠状態につながる場合があるため、日々の生活習慣を見直すことが大切です。
ただし、薄毛や抜け毛は他の原因で進行している可能性もあります。しっかり原因を特定して改善するためにも、Dクリニックへのご相談を検討してみてはいかがでしょうか。
公開日:2025年8月1日
最終更新日:2025年8月1日